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三谷エンジニアリングにできることBASE
基礎工事基礎工事において、
主な工事を2つ紹介します。
POINT 01
場所打ち杭工事場所打ち杭とは、現場で造成する鉄筋コンクリートの杭です。既に工場で造られた杭を運搬車で運び、工事現場で設置する既製杭とは違い、「地盤の掘削」「鉄筋かごの配筋・建込」「コンクリート打設」の作業が必要となります。既成杭に比べて施工期間は長いですが、既製杭では実現できないサイズの杭径にすることができ、杭径を太くすると支持力も大きくなるので、荷重が大きな建物で支持層が深い地盤では、場所打ち杭の方が良いこともあります。
POINT 02
山留工事 山留工事とは、地下の基礎工事で周辺の地盤や建物が崩れないように周りの地面を固めたり、支えを作る工事のことです。
砂場などで地面を掘ると、掘っているうちに周りの砂が崩れてきて掘った穴が埋まってしまうこともありますが、掘削工事でも同じことが発生します。山留工事は掘削工事を行う際に側面を保護することで、周辺の地盤が崩れないようにする目的があります。
WALL
外壁工事外壁工事において、
主な工事を2つ紹介します。
POINT 01
ALC工事 ALCとは「軽量気泡コンクリート」と言われる壁材のことで、現在では低層から超高層の建物の外壁、間仕切壁、床及び屋根など建築部位各所で建築材料として幅広く用いられています。セメントペーストに発泡剤を加えて製造されたもので、熱の伝わり方を抑制し夏の暑さや冬の寒さがあっても室内を一定の温度に保つ断熱性があります。
優れた耐久性や耐火性がありますが、吸水性が良いため防水性の高い塗装をしないと雨などで悪影響を及ぼすことがあります。ALC板の取付方法は、金物(アングル鋼材)を設置し、金物に合わせてALCパネルを取り付けていきます。またパネル同士の隙間を埋めるためのシーリング作業を施して隙間からの浸食を防ぎ、長持ちをさせる効果があります。
POINT 02
ECP工事 ECPとは「押出成形セメント板」と言われる壁材のことで、材料としてはコンクリート板の中空構造になっており軽量かつ高強度でデザイン性が高く、耐久性や耐火性はALC板と同程度ですがECPには防水性があり、防水性の塗装(防水処理)が不要で仕上げとしてはタイル・塗装・素地と自由に選ぶことができます。ただ、ECPはALCと比較すると断熱性はないことから、パネル内部に断熱性の吹付材を施す必要があります。
ECPの取付方法はALCと同様にパネル同士の隙間にシーリング作業を施しますが、更に建物内部に水を侵入させない工法が確立されており、雨の多い北陸地区には非常に適した外壁材となります。